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ボツにした話(4)

2009年09月15日 10:16

 こんにちわ、秋山奎碁です。

 今回も闇に埋もれた駄文の続きです。



<今回の基本情報>
・勘違い街道を独走するパトリックがいます。パトリック・ザラ超マジメ人間派の方はご注意下さい。
・話の流れのネタに一部アブない部分がありますが、あくまでネタですのでBLは一切ありません。終わりよければ全て良し………じゃ、ダメデスカ!!?(びくびくっ)
・ハピエンに向けてのフラグが立ちます。
・何度も書きますがこの話はギャグです。


 以上でもよろしければ続きからドウゾ。
 キラは困惑する。

 申し訳ないがあまり外向的でないアスランが、たかだかラクスさんが側にいない程度で寂しがるだろうか、と。


 そしてなんだか思わせぶりなパトリックの誘導。





「あの……アスランは……」

「アイツは顔にこそ出さないが寂しがり屋だ。あなたに側に来てもらえるととても助かる。ああ無論最低限あなたに婚約者がいない条件での話だが、プラント側で法整備もきちんと整えてある。私もあなたなら我が家族に迎え入れることは大歓迎だ」

「ちょ………?小父さん???」


「かねがね君のような素敵で優秀なお嬢さんになら、息子を任せられると思っていたのだ。息子を宜しく頼む」



 キラの頭の中のぼんやりした違和感は今ハッキリと言葉になって具現化した。

<お嬢さん!!?>
   ↓
<パトリックは勘違いしたまま喋っている>

と。



 確かにパトリックと会った頃は幼稚園時代で、性別なぞ間違ったまま記憶されても仕方がないのだろうが……。





「あぁああああのっ!小父さん、僕は…」

「婚約届は今日にでも出しておく。こちらで全て用意するから大丈夫だ」


 ハッハッハ!と上機嫌で笑いながらパトリックは既に人の話なぞ全く聞いていなかった。


 驚愕と困惑に包まれるキラをよそに、パトリックは独り勘違いしたまま「これでやっと儂も孫を抱ける」などと摩訶不思議な独り言を言いながら一方的にヴィジホンを切った。





 ブラックアウトした画面に向かってキラは真っ青になって固まる。気が付けば冷や汗で足下に池が出来ていた。


<現在のキラの頭の中>

 パトリックはキラを女の子だと勘違いしている。
          ↓
 彼はキラをアスランと結婚させたがっている。既にラクス・クラインという婚約者がいるのに、だ。なにやら法律を成立させたとかなんとか言っていた。
          ↓
 パトリックの頭が正気ならアスランとの婚約届は今日中に受理される。



 全ての情報が一本の線に繋がった瞬間、ヤマト家から近所迷惑になるほどの絶叫が響き渡った。そしてキラが自室で涙をだびだび流しながらふて寝している間に、買い物から帰ってきたカリダがパトリックからのファックスを見て固まっていた。


「ちょっとキラ!どういう事なの?あなたが婚約???アスラン君は男の子でしょう!?」

 母親の驚愕は………無理もない。自分だって驚いているのだから。



「パトリック小父さんは僕のことを女の子だって勘違いしているんだ…」
「それに、婚約届は既に受理されたって………」


「手ェ早!!!!!」



「1週間後、ここに迎えの者を来させるって…………!!!??」

「いやだぁあああ!ムリムリ無理!結婚なんて絶対無理!ってか、僕も男の子ぉおおおッ」



 ちなみにパトリックの居る可能性が高いであろうプラント最高評議会ビルに、何度か通信を試みたが民間施設からの通信はいっそ気持ちがいいぐらいに繋がらなかった。








 ヤマト家に迎えが来る日を翌日に迎えてもなお、事態が改善しなかったことに焦ったキラは問答無用でオーブの行政府にズカズカ乗り込んだ。


「キサカさん!お願いがあります!カガリに1週間だけ夏休みを下さい!じゃないと僕はプラントで男に襲われる!何ならここでカガリの影武者だって何だってしますから!とにかく僕の身代わりになってぇえッッッ!!!!!!!」


(つづく)


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