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ボツにした話(2)

2009年09月08日 10:45

 こんにちわ。秋山奎碁です。

 今回はぴーちそーだボツった話第2話になります。



<今回の基本情報>
・ザラ親子漫才の回です。
・パトリックの壊れッぷりがやたら目に付きますので、アスパパ堅物派の方はご注意下さい。
・この話は最終的にはアスカガ&キララクに落ち着きますが、現段階では紆余曲折の状態です。
・くり返しますがこの話はギャグです。



 それでは少しでもお楽しみ頂けると幸いです。続きからドウゾ。
 アスランは言う。自分はいずれ最高評議会に名を連ねる立場として、きちんとした学歴を持っていなければならない。そしてそれは婚約者として彼に釣り合うような立場でいなければならない彼女も同じ事。


 アスランは超難関大学卒、ラクスは大学卒プラス世界的歌姫としての成功。
 そして今、二人の間にはとてつもない物理的距離がある。


 さらに問題に拍車をかけるように、ナチュラルの人々とは所謂<出来過ぎ>のコーディネイターとよそよそしいまでの距離が出来ている。全面戦争は国家努力で回避しているものの、その感情はプラント・地球間の民間の通信事業の遅れという形で二人に更なる距離を作っていた。








「………と言うわけで、どのように考えても二十歳は余裕で超えた後の話になります。と言うかそれで別に遅くはない話じゃないんですか?子ども子どもと連日うるさいですが、ナチュラルでは16歳は早すぎると言いますし」

「我々はナチュラルとは違うのだ!アスラン、お前もラクス嬢ももう立派に成人なのだ。全然早くない!だから初孫の顔は儂がギリギリでもアラ・フォーまでに見せてくれよ!」


「だから今無理だと説明したでしょう!何聞いてたんですか!」



「アスラン!ママは16歳、なんてよくある話だ」



「…………………。どこで仕入れたAVタイトルですか!」


「ああ、そのことなのだがなアスラン。今度最高評議会で出産促進プログラムの一環として、政府推奨のAVを作る法律案を提出する。通ればお前にも協力して貰う」


「ちょッ!父上!!!何なんですかそのバカげた法律は!ナニやってんですか最高評議会は!!!今すぐ止めてください!…というか、私は絶対にそんないかがわしいモノには出ませんからね」



「正しいAVを作って国民に流せば啓蒙としてこれ以上最適なものはない。国民は人工授精と受精卵のコーディネイトを選択することが出来る。医療の全面支援体制も整っている。この法整備こそプラントの未来の為に政府が支援出来る最良の方法なのだ!!!!!」



 この父親は、既に終わっている。そのことを息子は齢16にして痛烈に悟った。



「父上……。私も色々苦労を重ねましたが、あなたと和解できる日は二度と来ないと思います」


「ぬぁにぃい!!!!!」



「とにかく!確かにラクス嬢は素敵な人です。けれども現状で彼女との間に子供を作ることは考えられません!ましてやナマ本番のディスク撮影などいかなる理由があってもお断りします!俺はあなたの悪趣味な遊びに付き合っていられるほどヒマではないですから」

 プツ……。


 ………………………。



 アスランの指の動きに連動するように、ヴィジホンの画面は見事にブラックアウトした。けれどもこれしきのことであの父が諦めるような男ではないことは解りきっている。アスランはヘンにズキズキする頭を抱え、自室のベッドに倒れ込むようにして眠りについた。








 その頃。当然のごとく、最高評議会ビルでパトリック・ザラはこぶしを振り上げながら怒りに震えていた。

「ぅあぁんの!ぅああぁあんぬぉおぶゎか息子めぇえええええッ!!!」


 近くに寄ってきた友人シーゲル・クラインが、友のあまりの奇行ぶりに声をかけるタイミングを逸している間に、パトリック・ザラは独り自己完結していた。



「もう許さんぞ!こうなったら最終手段だ!」


(つづく)


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