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君の欠片 C-side -恋心-

2009年06月14日 09:00

発売するピーチソーダの・・・日向の作品のカガリサイドです・・。
自サイトから移しました。・・・うーんカガリサイド・・いくつか考えてるんだけどやっぱり発売されてからがいいのかなあ・・。まあ、アスランのほうで原稿がいっぱいいっぱいだから書いている暇が無いけれども・・。







「もう、キラってば本気で逃げるんだもん、酷いと思わない?」


校舎の屋上で3人、温かい日差しの中の楽しい昼ごはんのはずが、あいかわらずのフレイの文句大会になっている。

「まったくもって思わない」

容赦のないカガリの声。
カガリは持ってきたお弁当をすでに食べきっていて、購買で買った牛乳とやきそばパンを頬張っている。
小学校の頃は少年野球、そのあとテニスをずっと続けていて、放課後の部活終了にまで体力を持たせるにはそのぐらい食べないと力が出ないそうだ。
食べる量を気にしないのはカガリだけよとか、太らないのが不思議よねとフレイに愚痴られるところではあるが、カガリの運動量はクラブ一である。


「フレイは押しまくりだからね・・。」

時にはフォロー役に入ってくれるが、フォローしても仕方がないと思っているミリアリアも特に同情する事もなく、持ってきたデザートの苺に箸を伸ばしていた。

「キラだってフレイの勢いで付き合ってるだけじゃないか。」

苺が美味しそう!とカガリがミリアリアのデザートに視線を持っていくとミリアリアはそんなカガリはいつもの事なので自然にタッパーをカガリの前に差し出す。
四つんばいになってそのタッパーにカガリは手を伸ばして一個貰っている。
フレイも二人の様子には慣れていて、構わずぶちぶち続けていた。
つんつんしすぎて誰もなにも言えないのに、部活で一緒になり、今年はクラスも一緒になったカガリとミリィは別で、フレイにとって気の置ける友達だった。

「でも結構続いてる?キラと。1年だっけ?」

「出会い記念しようとしたら、予定があるとかで・・ひっぱたいてきちゃったわよ」

「キラもキラだなあ・・・。」
基本女子はそういうことが重要だという事はカガリも知っている。




カガリ自身も・・・次ぎ会えたら、記念日をしたいと思う・・男の子が心にいるから。











「それはそうと、キラから聞いたけどカガリって小学校の時に転校していった男の子がすきなんだって?」



ぶはっっとカガリは牛乳をふきそうになる。

心に描いていた少年の事をそのまま射抜いてきたからだ。


気管に入ったみたいで口を押さえて咳き込んだ。
貰った苺は胃袋に収まっていたのでもったいない事にはならなかったけど。

「キラの幼馴染って言って・・・写真も見せてもらったわよ。」
結構美形じゃない。好みじゃないけどと付け足された。
「・・・あとでキラしめる!」
キラとはこっちに転校して以来、家も近いため友達付き合いをしてきた。
ゲームとノートの貸し借りは結構日常茶飯事だ。
「そうよ~こっそり有名な話。カガリ告白されても絶対に応じないんだもん。それがこの理由。」
ミリアリアはため息を付きながら、カガリを見やる。別に内緒にしてたわけじゃなくて、そろそろそんなことを殊更言い分けにするよな年齢でないからだ。
「黙ってたわけじゃないよ。今は同中なのミリィとキラぐらいだし、あえて言う必要なんかないし。」
「・・・とっても、美化されてそうな話ね・・。」
「そういうなよ・・・。」
フレイの言う事はもっともなのでげんなりした。
「でもあんたがそこまで入れ込むなんて気になるわ。何で好きになったの?」
興味津々に覗き込んでくるフレイは可愛い。
いつもこうしてれば良いのにとこっそりカガリは思いつつ、口にしたら殴られるの黙っておく。
「そんなにぺらぺら言うもんじゃないだろ・・・」
こういうところはカガリは硬派である。人の恋愛話なんて基本面白くないものだ。
フレイも後で文句言うに決まっているところなのだ。だから言っても自分に付けが回ってくるのはわかっている。

「私だけ知らないのは、ずるいわ。」
とか言ってフレイは気にも留めず理由をせがんでくる。

キラにこの話はしたことはないしされた事もないので、キラに聞けとも言えない。
それはそれであることないこと言われそうなのでそれなら自分で言った方がいい。
カガリは覚悟を決めて、そんなに面白くないぞ付け足して、好きなところを思い出しながら言ってみた。


「バッティングセンターに行ったんだけどな。私もあたってたけど、そいつは120キロの弾を全部クリーンヒットさせてたんだ・・」


「は?」



「海で石投げしたら物凄い回数で跳ねさせるし・・・」



「・・・・・」




「キャッチボールしたら、フォーク投げれるし・・。」




「・・・・あんたの基準て何?」
あんなに美形な少年に恋をするのにそれが理由になるのかと。


「・・・・だから言いたくないだよ・・・・。」
「みんなしてそう言われてたもんね。」
とカガリのため息にあわせてミリアリアが追い討ちをかける。








・・・ホントはそれだけじゃないけどな。




・・でもこれこそ理由になるのかわからないから・・・・。

はじめて会ったとき寂しそうだった。
なんか辛そうだった。

・・だから神社の上で笑ってくれたのが嬉しかったのを覚えている。

もちろん誰にも負けないと思ってたバッティングも彼の方が凄かった事にトキメイたし、打ち方特訓したけど・・・、


彼に会った後の日々、浮かぶのは


『アイツ大丈夫かな』

ってこと。




アイツの事をキラに数日は聞いていたけど、一日だけの『縁』だけで繰り返し案じるのはおかしいなと思って。

なんだかわからないまま蓋もせずにいたら気持ちが大きくなっていた。





「・・・会いに行けば良いのに。」


フレイがそんなことを言った。

「外国なんだよ、そう簡単に行けるお小遣いはありません。全部テニスにつぎ込んでいます。」
「結構カガリの家お金持ちなのに・・。」
「そんなの関係ないようちは」
キラも繋がってるみたいだし、ひょっこり来るんじゃないか?と続けた。

カガリは空を見上げる。
その外国とやらに繋がってる空。


「うん・・まあでも次ぎ会うときがあったら・・・イイ奴だったら好きだって言おうと思って。」












とっとと彼が来て決着がつくといいわねとフレイに評されたお昼休み。

その3ヵ月後、彼が帰って来るよという話をキラから聞くことになる。






*****


こんなに早く振っておいて設定がちがったらどうしよう・・。(そんな大それた設定はナイけどwww)
いつも行き当たりばったりだから・・。(その程度もあわせられないのか!!)




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